今日は「吟遊詩人(?）のうた」

「祈り」

あの時　生まれてはじめて祈った
この揺れ動く世界で
あなたとふたりで生きていきたい　と

見えない明日に
細く長い道に
つないだ手に
震える声に
この世界のどこかで生まれる新しい命に

全てに宿る
私たちの喜びと悲しみ

『この声が届かないことはわかっていました
　でも　それでも私たちは跪くのです』

叶えられない
望みも希望も願いも
この祈りさえも　

だから　あなたとふたりで生きていきたい
それならきっと何も怖くないから

お願い
もっと強く　手を繋いでいて


とある詩人さんの詩です。
あまり祈ることのない仏教徒の私は
すこし考えさせられました。